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Fish Fly

  • 執筆者の写真: AC YASU
    AC YASU
  • 9月18日
  • 読了時間: 2分
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– 僕が持っていくのは、原点に返るための kneeboard –



サーフボードのデザインは常に進化してきました。

より速く、より自由に。

その進化はとても素晴らしいものです。


けれど、進化の裏には必ず「原点」がある。

今回の Fish Fry Japan 2025 では、その原点にもう一度立ち返りたいと思いました。

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僕が選んだのは「knee board」


現代的なフィッシュでも、もちろん面白い。

でも今回持っていくのは、kneeboard(ニーボード)。


なぜなら、フィッシュはもともと Steve Lis が kneeboard として生み出した ものだからです。

Jeff Chingがその板でスタンディングを始めたことから、やがて「フィッシュ革命」が起きた。


つまり kneeboardこそがフィッシュの原点 なのです。


原点を再現するという試み



僕が作ったのは、現代のアレンジではなく、

できるだけ当時の寸法・デザインに忠実な kneeboard。


古い資料や、メネフネの宮嶋さんから教わった情報をもとに、

原寸大の図面を引き直し、一本の板を削りました。


もちろんスタンディングでも乗れるサイズ感ですが、

あくまで「kneeboardとしての Lis Fish」を体験してみたかった。


Fish Fry という場だからこそ


Fish Fry は、ただ板を見せ合うだけのイベントではありません。

「なぜその形にしたのか?」

「どういう思いで作ったのか?」

「実際に乗ってどうだったのか?」

そんなことを語り合える場です。


商売抜きで、ただ純粋にフィッシュを楽しむために集まるイベント。

だからこそ「原点に返る」というテーマがふさわしいと思いました。


僕が Fish Fry に持っていくのは、

現代のフィッシュではなく、原点に返るための kneeboard。


それは「進化」ではなく「再現」。

でも、その再現の中に、きっと未来のヒントが隠されているはずです。


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